議会報告

大地震における庁舎閉鎖、機能移転について
[2016-06-10]

 本年4月14日、16日熊本県で起きた大地震は、震度7を2回記録するなど観測史上初めての大震災となりました。死者不明者50名、9万人以上の避難所生活者を出してしまいました。被災地の皆様へは、心よりお悔やみとお見舞い申し上げます。
 さて、今回の熊本の大地震では、自治体の役場庁舎が破壊し使用不能になるケースが相次いでいます。災害対応の司令塔機能に支障がきたす例も出ています。
 宇土市では、市庁舎の3、4階が潰れてしまいました。
職員は、市民体育館に各課の窓口を設け、山積みの支援物資に埋もれて作業に追われていました。罹災証明書の発行や住民票取得などに応じていますが、避難所運営などで人手が不足し、多くの業務は滞ったままになりました。本庁舎に入る市議会は、6月定例会を予定通り開けなくなっています。子育て支援課では、市民から受け付けた児童手当や医療費の助成の申請書類が庁舎内に残ったまま。連絡がつかなくなっている例もありました。
 阪神淡路大地震では、神戸市役所第2庁舎の6階部分がつぶれており、新潟県中越地震でも川口町役場が立ち入り禁止になりました。今回の熊本地震でも市役所・庁舎が破壊されています。震災は、いつ、どこで起きるか分かりません。
 本市において地震等災害により市役所・庁舎が使用できなくなった場合、どのような対応なされるのか伺います。



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