議会報告

いじめ対策について
[2015-12-04]

年6月、政府は2015年版「子ども若者白書」を閣議決定した。深刻な子どものいじめ問題に関する半年ごとの調査で、過去半年間に「仲間はずれ・無視・陰口」の典型的ないじめ被害を受けた小学生が半数程度いるとの結果が盛り込まれました。6年間でみると、いじめを受けたことのない割合は、なんと10%程度しかいないそうです。そして、40%前後の子どもが、被害・加害ともに、6回以上経験しています。内閣府は、「被害者や加害者が特定の子どもとは限らない。多くの子どもが、被害も加害も経験し、入れ替わる形でいじめは進行している」と分析しています。
 私たち大人が適切な対策を打たなければ、いじめはなくなりません。そして、いじめは最悪の場合「自殺」という結果を招いてしまいます。最近でも、相次ぐ悲しいニュースがありました。11月、名古屋で中学1年生が自ら命を絶ちました。「学校や部活でいじめが多かった。」との遺書が残されていました。また、本年7月岩手県でも、中学2年生がいじめを苦に自殺してしまいました。日本全体の自殺者は、2012年以降、3万人を切り減少傾向にありますが、中学生の
自殺率は上昇傾向にあります。本年は、相次ぐ中学生の自殺があり9月現在、77件。過去最悪となっています。
 なお、名古屋の事案では、報道によりますが自殺を感じさせる予兆は、誰も感じることができなかった。その生徒は、学校に休みなく登校し、自殺前日の部活にも参加していました。おそらく、誰にも自分の苦悩を打ち明けることなく一人抱え込んでしまったのでしょう。あまりのも悲しい現実がそこにあります。
 私たち大人ができることは何か。原因が何であろうが、生徒が死を選ぶのでなく、現実で生きて逃げられる道を選べるような体制をつくることではないでしょうか。それも学校を超えた体制づくりが急務です。
 本年8月、「学校が死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい」
夏休みが明けるころに、子どもの自殺が増える傾向にあることから、神奈川県鎌倉市立図書館の公式ツイッターがこうつぶやきました。
このツイッターは、話題と共感を呼び13時間で4万回以上もリツイートされました。つぶやいたのは、市立図書館司書の河合真帆さんです。「自殺したくなったら図書館へ」アメリカの図書館に貼られていたというポスターのメッセージでした。利用者の秘密を守るのも、図書館の大事な原則です。だから、「一日いても誰も何も言わないよ」と書き添えた。このようなメッセージが思いつめた子どもに届けられたら踏みとどまったかもしれません。
 2015年6月28日に「いじめ防止対策推進法」が成立(同年9月28日より施行)し、教育現場におけるいじめの未然防止・早期発見を目的とする調査が義務化されました。ただ、名古屋の中学校では、アンケートを記名式にしたため、いじめの情報が吸い上げられなかったのです。
以上の観点からいじめ対策の質問をさせて頂きます。
本市の小中学校における「いじめ」の実態と課題を伺います。
本市、小中学校におけるいじめアンケートの各学校の状況を伺います。
次に「いじめは、絶対に悪い」との考えを基本にした「いじめ防止条例」の制定について、本市の見解を伺います。




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