議会報告

清瀬市郷土博物館について 
[2019-09-04]

 清瀬市郷土博物館は、昭和60年11月に都内では数少ない市立博物館として、また、これまでの博物館のように、ただ単に展示物を見せるだけの施設ではなく、見て・触れて・体験して、さらに新たな市民文化を創造していこうと、全く新しい形の博物館としてオープンしました。そして、武蔵野の雑木林を再現した木々や野草に囲まれたシルバーグレーの建物は、昭和62年に㈳東京都建築士事務所協会の東京建築賞最優秀賞を受賞しています。
 さて、博物館の基本構想では、清瀬及び清瀬に関わる先人が、築いた文化遺産や自然に関する資料を収集、保管し、市民の共有財産として後世に伝える。また総合文化活動の施設として、市民の自主的な文化創造の場を提供し、あわせて創作品発表展示を行い同時に館内外の環境を整備して市民に親しまれる憩いの場とされています。
 博物館の運営については、「生活の舞台としての武蔵野台地」「先人の知恵に学ぶ」を踏まえたうえで、清瀬についての体系的な知識を得て、その中から様ざまなテーマを選び、それについて展示を行うことが中心にならなくてはならない。また、運営の基本には生涯学習の推進と学校教育の補完とがすえられるとあります。
また、資料や情報により、より深い理解を得るためには、実際に見たり、触れたり作ったりする体験学習の場をできるだけ用意することも必要です。更に博物館として市民の理解や知識を一層高めるために各種の催しを行っていく事や博物館の運営に市民の声を反映させたり、市民参加の創作展を開催することも大切になります。
 そうした中、郷土博物館・映像展示室について市民の方から貸し出しを望む声があります。会場のみ貸し出すことが出来るよう要望したいと思いますが、見解を伺います。
次に、国指定重要有形民俗文化財「清瀬のうちおり」は、清瀬市や周辺の明治・大正・昭和における文化を知るうえで貴重な資料で、国に指定されたことは、大変すごいことであります。この「清瀬のうちおり」を市民の皆様に、郷土の文化として更に知って頂きたいと思います。明年・市政50周年にあわせて「清瀬のうちおり」の催し物ができると良いのではないかと思います。見解を伺います。



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