議会報告

遺品一括廃棄の制度導入を
[2018-11-05]

町田市では、本年10月1日より市民が遺品の整理・分別と収集運搬、廃棄までを一括して依頼できる制度を導入しました。遺品整理で家庭から排出される大量のごみを「家庭系臨時ごみ」と位置付け、緊急性があると判断した場合に限り、処理を担当する市の許可業者を紹介することになりました。多摩地域の26市では、八王子市に次いで2例目となります。町田市によりますと、家庭ごみは市の定期収集に出すか、清掃工場に自ら持ち込む必要があります。粗大ごみは、あらかじめ市に引き取りを申込み、回収に来てもらうことになっています。本市と同じ仕組みです。しかし核家族化の進行で高齢者の独居世帯が増加。遺族らが整理する場合、遠方に住む子供は限られた時間しか滞在できないこともあり、これまでの仕組みでは対応できないケースが目立ってきました。一部の市民の方が、無許可の回収業者に処理を依頼しているとみられ、市の消費者センターには、料金トラブルに関する相談が16件寄せられたそうです。市は高齢化の進展で大量のごみ処理に困る人やトラブルに巻き込まれる人が今後増えると判断しています。
そこで、町田市は、一般廃棄業者の許可を有し、トラックがある等の条件を満たす7業者を対象に遺品整理を請け負えるようにしました。
料金は、依頼者と業者の間で契約を結び決定します。収集運搬は、1キロあたり15円、清掃工場への搬入は、10キロあたり250円が上限となっています。
核家族化、高齢者のお一人住まいの方が増える中、親族を亡くした遺族がスムーズに遺品整理が一括に出来るような制度導入を検討して頂きたいと思います。本市の見解を伺います。



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