議会報告

学校健診時のプライバシー配慮を
[2024-03-06]

学校健診は学校保健安全法で小中高校などに義務づけられ、毎年4~6月に実施されているものです。これまで学校健診をめぐり、様々な懸念の声があがっていました。例えば、上半身裸で待機することや異性の教員が立ち会うなどです。実際に「聴診器が胸に当たって不快な思いをした」「なぜ肌を見せなければならないのか」などの意見が児童生徒から寄せられたといいます。
そこで文部科学省は、学校健診での服装や実施方法について、児童生徒のプライバシーに配慮するよう、都道府県の教育委員会などに通知を出しました。1月22日付の今回の通知では、検査や診察の際は他の子どもから体が見えないように囲いなどで個別スペースを作る、原則子どもと同性の教職員が立ち会うことなどを例示しています。服装についても、正確な検査や診察に支障がない範囲で、原則、上半身裸ではなく体操服やタオルで体を覆うなどの配慮を求める考え方を示しています。
しかし一方では、成長段階に多く見られる「側彎症」などの背骨の病気を確認するため背中を直接見ることや、心臓の異常の有無の確認で直接聴診器を当てる場合があることも例示しています。
そのため文部科学省は、体操服や下着をめくっての診察や聴診器を当てる場合があることを、事前に学校から児童生徒や保護者に説明するよう求めています。
プライバシーを配慮しながら児童生徒の学校健診を進めていくため、本市ではどのように取り組まれているのか伺います。



HOME
PAGETOP

ブログ プライバシーポリシー お問い合わせ URLメール送信

■ お 役 立 ち リ ン ク ■
PAGETOP