議会報告

心のサポーター養成事業について
[2023-06-07]


うつ病などの精神疾患の患者が増加傾向にあります。厚生労働省が3年毎に実施している「患者調査」によりますと、精神疾患の患者数は2017年の約419万人から2020年には約615万人に増えています。5人に1人が一生のうちに何らかの精神疾患になるという研究結果もあり、誰もがかかり得る病気です。
そこで厚生労働省は、2021年度より希望した自治体で、「心のサポーター養成事業」を開始しました。この事業は、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けた取組みで、2024年度より本格実施に移行し、心のサポーター養成の研修受講者を、2033年度までに100万人の目標を立てて認定していくそうです。
心のサポーターとは精神疾患について正しい知識を持ち、地域や職場などでうつ病やストレスなどの精神的不調に悩む人の相談に乗ったり、自治体の支援窓口を案内したりする役割を果たします。
精神疾患の方が一人で悩まないよう、地域の中で心のサポーターとして認定された方が支えていく仕組みは、急務であると思っております。



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