議会報告

食品ロス削減へ 店と消費者マッチングサービス「タベスケ」の活用について
[2023-09-05]

農林水産省と環境省は、食品ロス削減の取組を推進するため、食品ロス量の推計値を公表しています。令和3年度の食品ロス量は前年度1万トン増の523万トン、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は前年度比4万トン増の279万トン、家庭から発生する家庭系食品ロス量は前年度比3万トン減の244万トンとなり、いずれも、推計を開始した平成24年度以降、令和2年度が最小でそれに次ぎ減りました。しかし、令和元年7月に公表した「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(いわゆる食品リサイクル法)の基本方針において、食品関連事業者から発生する事業系食品ロスを、2000年度比で2030年度までに半減させる目標を設定しています。
そうした中、近隣市の東大和市が、食品ロス削減に向けて「東大和タベスケ」のサービスを開始しました。タベスケとは、売れ残りなどに起因する食品ロスの削減を目的としたフードシェアリングサービスです。
食品小売店や飲食店などの協力店がまだ食べることができるのに廃棄になってしまう食品を出品し、消費者が商品購入することで食品ロス削減に寄与することができる仕組みです。
専用サイトに店舗名や商品名、割引率、受け取り期間など商品に関する情報を登録します。そして、登録された商品は、購入者側である登録ユーザーが専用サイトで確認ができ、お気に入り登録した店舗の情報は自動的に届くようになっています。購入したい商品があれば、サイト内で予約し店舗で購入するようになります。
消費期限が近いなどの理由で食べられるのに捨てられてしまう食品ロス。その削減のためお店側も廃棄せずにすみ、ユーザー側は割引価格で購入できるウインウインなサービスとなります。
本市は、食品ロス削減につきまして様々な取り組みを実施してきていただいています。事業系食品ロスの更なる削減に向けて、店と消費者マッチングサービス「タベスケ」導入を検討して頂ければと思いますが、見解を伺います。



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