議会報告

学校給食に地産地消の拡大を
[2015-03-06]

 学校給食は、安全でおいしい給食が前提で、かつ食育につながることが求められます。安全の中には、衛生管理と食材の安定供給があります。わが国の食料自給率は、カロリーベースで40%という現状です。つまり60%が輸入品ということになります。輸入食材の不信感が高まる中、学校では児童の健康を考え国産をより多く使用されてきています。さらに、地元で取れた新鮮な食材であればなお一層すばらしいと思います。 児童も地元で採れた食材に関心と愛着をもっていただいたら農家の方も作りがいがあります。地元の食材を取り入れることにより、児童が住んでいる地域の特産品を知り、伝統・文化を知るきっかけにもなります。宇宙飛行士の若田光一さんは、小学生の作文で、「自分の好きな科目は、算数と理科、得意科目は、体育。でも学校生活で一番楽しかったのは給食」だったそうです。子供によって違いはありますが、いつの時代でも子供にとって給食は、楽しみの一つであり、またおいしいものを食べることは、人生の喜びのひとつであります。 ところで、現在本市では、教育委員会が主に個別に農家にお願いをして、了承を得た方から食材を納入してもらうやり方です。食材の募集は、市報や教育委員会だよりなどでおこなわれていますが、給食食材の相互通行のシステム作りが必要だと思います。インターネットを利用し、どの農家も参加できるようになれば、地元食材の給食利用が更に増えると思います。教育委員会と農家が、インターネットを介し、相互に需要と供給が分かるシステムの構築が、給食における地産地消の拡大に繋がると思いますが本市の見解を伺います。



 



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