議会報告

産前・産後ケアについて
[2015-03-06]

 杉並区では、本年7月よりこれまでの「産後ケア」を出産前の妊婦にも拡大し、「産前産後」ケア事業を始めることになりました、。新たに、産前から産後5カ月程度までショートステイやデイケアなどの支援を受ける事ができるようになります。この事業の開始を予定しています .
杉並区では、2011年度から、妊娠届を出した母親に対し、周りに支えてくれる人がいるかや疾患などについてアンケートを実施。回答者の約半数が「夫が仕事で、深夜まで帰らない」 といった孤立のストレスやマタニティブルー、シングルマザーなど生活上の困難を訴えたたため、出産前から支援する仕組みが必要と判断したそうです。助産所や病院でのデイケア、ショートステイは、食費相当分を負担するだけで利用できるよう検討されています。また、産前ケアでは、助産師や看護師らが相談に応じるほか、臨床 心理士らのカウンセリングなど手厚い支援も検討されています。また、産後ケアでは家事援助や助産師の訪問回数を増やすことが検討されています。このような手厚い産前・産後ケアの充実は、児童虐待リスクにつながりかねない、母親の心身の不調や孤立などをおおいに軽減されることになります。少子化の現代にあって、安心して子供を産み育てる応援体制が少子化の歯止めになります。本市においても産前産後ケアはありますが、更に手厚くすることにより妊娠、出産、子育てと切れ目のない支援こそ、最も安心・安全な市民生活になります。まずは、妊娠届けを出した方に、アンケートを取られたら良いと思います。産前産後ケア事業の取り組みにつきまして本市の見解を伺います。





 



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