議会報告

弱視を見逃さないために 3歳児健診で目のピント検査を
[2021-09-07]

厚生労働省は本年8月13日、眼鏡をかけても視力が出ない「弱視」を予防するため、目のピントが合っているか調べる「屈折検査」を3歳児健診時に導入するよう全国の市区町村に促す方針を固めました。
高額な検査機器を購入する市区町村への補助制度を2022年度創設する考えで、同年度予算概算要求に補助経費を盛り込むことになっています。弱視は、50人に1人いるとされています。しかし、日本眼科医会が今年5月に公表した調査結果によりますと、3歳児健診で屈折検査を行う市区町村は3割程度にとどまるそうです。また、同医会が7月に発表した「3歳児健診における視覚検査マニュアル」屈折検査導入に向けての中で、3歳がポイントの項目では、生後間もない子どもの視力はぼんやり見える程度ですが、3歳ごろまでに急速に発達し、多くは6歳から8歳までにほぼ完成する事。3歳児健診において弱視や目の異常が見逃されると、治療が遅れ将来にわたり十分な視力が得られないことがあるなど明記されています。
現在、本市では屈折検査は行われていないと認識していますが、弱視を見逃さないために、3歳児健診で「目のピント屈折検査」の導入を要望します。本市の見解を伺います。
  



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