議会報告

帯状疱疹予防ワクチンの周知について
[2020-12-02]

水痘(水ぼうそう)は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされる伝染性疾患です。皮疹が軽快した後にVZVは神経に潜伏感染し加齢、疲労、ストレスなどにより免疫力が低下すると再活性化し帯状疱疹を引き起こします。50歳以上になると帯状疱疹の発症は増加し、70歳以上でさらに高くなり85歳までに半数の人が経験すると報告されています。さらに2014年10月から水痘ワクチンが小児への定期接種として開始されたことから、一度水ぼうそうにかかった方はVZVウイルスとの接触する期会が減っており、免疫が維持されにくくなることで、ますます帯状疱疹になりやすくなるものと予想されます。帯状疱疹の合併症では10~20%に発症する帯状疱疹後神経痛が重要です。皮疹消失後3か月以上にわたって痛みが持続することを指し、焼けるような耐え難い痛みが続きます。大変につらいと多くの方の声を聞きます。しかし帯状疱疹の予防には、50歳以上の方を対象としたワクチンがあります。
ワクチンには、生ワクチンと最近開発された不活化ワクチンがあります。まだまだワクチン接種で帯状疱疹を予防できることを知らない方が多くいます。ホームページや市報にて周知して頂きたいと思います。見解を伺います。




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