議会報告

窓口行政の一本化「おくやみ窓口」の設置を
[2018-12-05]

兵庫県三田市は本年、市民の死亡に関する手続きをまとめて扱う窓口「おくやみコーナー」を、市役所本庁舎に新設しました。さまざまな提出書類を一括作成でき、遺族の負担軽減を図るのが目的です。三田市によりますと、死亡届を除いて、その他死亡に伴って市役所で行う手続きは税金や国民健康保険、介護保険など最大52種類に上り、担当は18課にまたがるそうです。
 どの窓口で何の手続きが必要なのか分からず右往左往する遺族は多く、書類ごとに故人の名前や住所、生年月日などの同じ情報を何度も記入しなくてはならないことも、大きな負担になっていました。 おくやみコーナーでは職員が遺族に聞き取りを行い、必要な手続きを紹介。あらかじめ故人の情報が印字された書類を手渡し、遺族は最小限の記入や署名・押印だけで済むようになります。
 ミスや手続き漏れを防ぐため、作成後の書類は遺族自身でそれぞれの担当部署へ提出してもらうそうです。
市民課は「大切な人を亡くし、ご遺族は疲弊しながら来庁される。少しでも心身の負担を軽くしたい」との事です。三田市はパソコンや電話などコーナー設置の経費として、52万円を2018年度当初予算案に盛り込みました。
 最愛の家族を亡くされた遺族が、葬儀の準備や遺品整理に追われている中で役所の手続きが、特に高齢者にとって大きな負担となっています。悲しみのさなかにある人たちに寄り添うサービスが必要だと思います。死亡の手続きを一括にできる「おくやみコーナー」の設置について本市の見解を伺います。



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