議会報告

小1のかべについて
[2025-06-12]

安心して子供を産み育てられる環境は非常に大切です。私は昨年6月の一般質問で朝の小1の壁で発生する子どもの居場所確保の
ため小学校の開門時間を繰り上げることについて、質問をさせていただきました。その際要望として、様々な課題はあると思うが都心
への通勤圏エリアとなっている清瀬市は潜在的なニーズがあると思うので実態を吸い上げていただきたいと申し上げていました。
そのような中、子ども家庭庁は、全国1,741市区町村を対象に調査を行いました。調査研究報告書によると有効回答1017のうち、
平日の朝の子供の居場所確保に向けた取り組みを「実施している」と答えたのは、1.4%「実施に向けて検討中」が1.7%、合計3.1%
にとどまり、対応が進んでいないことがわかりました。その中で実施に向けて検討中と答えた自治体に複数回数で課題を尋ねた
ところ「居場所運営に従事する人材の確保が難しい」が70%と最多で「居場所の確保・調整が難しい」が42.9%と続き「居場所づくり
のための予算確保が難しい」も33.6%と続きました。また、同じく子ども家庭庁の調査では、小学生の子供を持つ共働きか1人親
保護者3708人中、朝の居場所を利用したいと回答した方の割合は30.3%でした。共働き世帯が大半を占める時代背景があり、
ニーズの高まりがあると思われます。東京都は今年度より平日の始業前の2時間を対象として、地域住民や民間事業者を活用
した朝の子どもの居場所づくりを行う市区町村を支援するとしています。
そこで、都の予算を活用して朝の居場所を確保することについて見解を伺います。




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