議会報告

認知症対策について
[2015-03-06]

 厚生労働省は、本年1月7日、認知症対策を総合的に進めるための国家戦略案をまとめました。同省のほか、関係各省庁が横断的に取り組むことになっています。 この度、政府が認知症対策を新たに国家戦略として打ち出したのは、高齢化に伴い、認知症の人が今後急増する見込みだからです。厚労省が7日まとめた推計では、認知症の高齢者は25年に最大で730万人達するとなります。これは、65歳以上の5人に1人という割合になります。 高齢化社会の進行とともに、認知症のお年寄りが増え続けます。そこで、認知症になっても安心して暮らし続けるためには、幅広いサポート体制が欠かせません。そうした中、認知症の人や家族を支える「認知症サポーター」制度があります。厚生労働省が、2005年から養成を始め、昨年度では、544万人の方が登録したそうです。私も党員の方と受講し、認知症サポーターになりました。また全国的にサポーターの人数も増加していると伺います。そこで、本市におけるサポーターの推移を伺います。 サポーターの増加は、認知症に対する市民の理解の広がりに繋がりになります。そしてサポーターの方は、「何か自分にできることをやりたい」という意欲をお持ちです。本市でも行われています「スキルアップ講座」は、大変良いことだと思います。そこで更に、認知症サポーターを対象としたグループホームでの体験学習なども良いと思いますが本市の見解を伺います。




 



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