議会報告

空き家問題について
[2023-03-07]

全国で増え続ける空き家の問題に対処するため、国土交通省の有識者委員会は本年2月7日、今後の対策のあり方を取りまとめ
ました。自治体による空き家の活用促進や管理不全物件に対する税優遇の解除などが柱となっています。空き家が適切に管理
されずに放置されれば景観上の問題にとどまらず、防災や防犯、衛生などの面で地域環境に悪影響があります。対策を強化
することは重要となります。2015年に全面施行された空き家対策特別措置法により、倒壊の恐れがある空き家を自治体が「特定
空き家」と規定し、立ち入り調査や除却命令、除却の代執行などが可能となりました。現在、同法に基づく空き家の除却や修繕が
各地で進められています。ただ、人口減少や高齢化によって空き家は急増しており、居住目的のない空き家は2018年の349万戸
から2030年には470万戸に増えると見込まれています。放置された空き家の増加を抑えるには「特定空き家」となる前の対策が
欠かせません。本市では空き家問題の総合相談窓口の設置や空き家相談会の開催など種々対策を行っていただいています。
しかし、空き家のある近隣の方から雑草や木が道路の半分まで伸びて危ない、景観が悪く夜は怖い、小動物がいるかもとの声を
伺っています。そうした中、千葉県木更津市では、「空き家ガイドブック」や「空き家の終活ノート」を作製し、ノートを活用した市民
対象の出前講座を行っています。木更津市の「空き家ガイドブック」や「空き家終活ノート」を拝見しました。空き家ガイドブックの
なかには、近隣の空き家でお悩みのかたへのページもあります。非常に分かりやすい内容となっており大変便利だなと思いました。
本市における空き家の現状や課題、そして対策を伺います。
また、空き家ガイドブックや空き家終活ノート活用について見解を伺います。



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