議会報告

単身世帯や高齢者の終活情報登録事業について
[2023-09-05]

単身世帯や高齢者の終活情報登録事業について
総務省によると亡くなった後に引き取り手のない死者の数は、2018年4月から2021年10月までの間に10万人を超えているという発表がありました。夫婦の離婚や、核家族化、結婚しない人の増加によって、1人で亡くなる人が増えています。そうした中で、いま求められているのが単身世帯の方をはじめとする高齢者の方が安心して終末期を迎えるための具体的な終活支援です。1人暮らしの高齢者の割合が日本一高い豊島区では、区役所内に「豊島区終活あんしんセンター」を設置し気軽に終活相談ができるようになっています。
市のHPをみますと、この事業は本人の緊急連絡先など終活関連情報をあらかじめ区に登録し、本人が病気、事故等で意思表示できなくなった時、または死亡した時に警察・消防・医療機関・福祉事務所およびあらかじめ照会可能な者として登録された方からの照会に基づき区が登録情報を開示する事業となります。
相談者のうち単身世帯が約半分を占め、相談内容は死後の事務や遺言・相続等の死後の手続きに関する相談が多くあります。
このことから単身世帯の方をはじめとする高齢者のために、安心した終末期を実現できる具体的な仕組みとなっています。さらにこの事業の実施によって、登録者の意思を的確に伝達し希望に沿った終末期の医療や円滑な死後事務等の実現に繋げ本人の尊厳を守るとともに、今後の人生をより豊かで安心できるものとなっています。
本市でも高齢化率が30%を超えています。終活セミナーなど開催頂いていますが、定員がすぐ埋まると伺っています。人気の高さの表れです。そこで、単身世帯や高齢者の終活情報登録事業について
本市の見解を伺います。



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