議会報告

ギフテッドチルドレンの支援について 
[2022-03-05]

ギフテッドとは生まれつき突出した知的能力や芸術的な才能を授かった人のことを称して言われています。先天的な資質であるため早期教育などによりギフテッドに成長すると言うことはありません。近年ではテレビや映画などで取り上げられることもあり、少しづつ知られるようになってきました。子どもの頃から著しく高いレベルの認知能力や語彙力を示す傾向があり、数学、芸術、音楽、言語などの、ある特定の学術分野で高いレベルの潜在能力を持っていますが、生きづらさを抱えている人もいます。周りの子どもと違う特徴を持っていて勉強ができすぎたり、特定の物事ばかりに熱中しすぎたりしていると、社会生活の中で関係性を構築するのが難しくなってしまう場合があります。そういった特徴から発達障害と間違われることがあるようです。ある分野に対して理解が遅い子どもに対してケアが必要なように、理解が早い子どもに対しても同じようにケアが必要となります。文科省は、特定分野に特異な才能のある児童生徒の学習活動、学校生活で抱える困難さを解消するための、支援環境や体制を整備することを目的として、有識者会議を開催し基本方針をまとめています。それも踏まえて、本市ではギフテッドチルドレンと思われる児童生徒の支援をどのように取り組んでいかれるのか伺います。また、保護者への対応も伺います。



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